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売れるネット広告社(9235)の初値予想とIPO情報まとめ

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2023年の81社目となる(株)売れるネット広告社のIPO情報です。

売れるネット広告社は、D2C事業(自社のネット通販)を支援する企業です。

事業内容に目新しさはなく、業績は減少傾向です。初値の上昇が苦戦するかもしれません。

この記事は「売れるネット広告社」新規上場申請のための有価証券報告書から引用し、IPO初心者の方でも分かりやすいようにまとめています。

※初値予想は管理人による独自の予想であり結果を保証するものではありません。申込む際はご自身の判断でお願いします。

売れるネット広告社のIPOの基本情報

「売れるネット広告社」のホームページ

今回のIPOの基本情報は以下のとおりです。

IPO企業売れるネット広告社[9235]
上場日10/23(月)
企業URLhttps://www.netstars.co.jp/
取り扱い証券会社東海東京証券(主幹事)
SBI証券
岡三オンライン
マネックス証券
松井証券
岩井コスモ証券など

売れるネット広告社の初値予想

D
公募割れ

初値予想
790円〜890円

※10/1修正。初値予想を「1,060円〜1,340円」から「790円〜890円」に下方修正しました。

売れるネット広告社の初値予想は790円〜890円とします。

 プラス要因
  吸収金額が小さい
  主要株主にVCがいない

 マイナス要因
  オファリングレシオやや高い
  売上高が減少傾向

詳しくは後述のIPO分析と申込スタンス」に記載しています。

売れるネット広告社のIPOの公開価格と初値

今回のIPOの価格と初値は以下のとおりです。

想定価格1,040円
仮条件830円〜910円
公開価格910円
初値予想790円〜890円
予想利益-2,000円〜-12,000円
初値837円(0.92倍)

発表された仮条件は830円〜910円なので、応募資金は上限額の9.1万円(購入単位100株分)です。

売れるネット広告社の初値予想は790円〜890円とします。初値で売った予想利益は-2,000円〜-12,000円です。

売れるネット広告社の初値予想アンケート

売れるネット広告社の初値予想アンケートにご協力下さい。投票期限は10/22(日)です。

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売れるネット広告社のIPOの当選本数

今回のIPOの当選本数は以下のとおりです。

公募株式450,000株
売出株式450,000株
OA分135,000株
当選株数1,035,000株
当選本数10,350(普通)
※多い:25,000本以上、普通:5,000本〜25,000本、少ない:5,000本以下を目安にしています。

公募株式、売出株式、OA分を合わせた当選株数の合計は1,035,000株です。

購入単位は100株なので当選本数は10,350となり普通の多さです。

売れるネット広告社のIPOのスケジュール

IPOのスケジュールは以下のとおりです。

申込期間10/4(水)〜10/11(水)
当選発表10/12(木)
購入期間10/13(金)〜10/18(水)
上場日10/23(月)
※証券会社によって日程が前後したり異なる場合があります。ご自身でも必ずご確認下さい。

申込期間は10/4(水)〜10/11(水)で、当選発表は10/12(木)です。

当選した方の購入期間が10/13(金)〜10/18(水)で、上場日は10/23(月)となります。

売れるネット広告社のIPOに応募できる証券会社

今回のIPOを取り扱っている証券会社は以下のとおりです。

主幹事東海東京証券
幹事SBI証券
楽天証券
野村證券
岡三オンライン
松井証券
岩井コスモ証券
岡三証券
丸三証券
東洋証券
あかつき証券
極東証券
水戸証券
FFG証券
西日本シティTT証券

主幹事の東海東京証券は、他の証券会社よりも多くIPO株が割り当てられます。そのため、主幹事から申込みした方が当選しやすいと言えます。

しかし主幹事は応募数も多く、当選倍率が高くなることも考えられます。

そのため、主幹事以外の「入金不要」の松井証券や、平等抽選、口座開設数(ライバル)も少ない「穴場証券会社」の口座を持っておくことが当選確率を上げるコツです!

売れるネット広告社の業績情報

売れるネット広告社の過去3年の業績は以下のとおりです。

2022年7月期
売上高8億4380万円 (前年比-)
経常利益△6700万円 (前年比-)
当期純利益△5291万円 (前年比-)
2021年7月期
売上高24億65万円 (前年比86.7%)
経常利益1億9442万円 (前年比94.5%)
当期純利益1億3473万円 (前年比98.4%)
2020年7月期
売上高27億6980万円 (前年比146.6%)
経常利益2億578万円 (前年比128.4%)
当期純利益1億3698万円 (前年比131.3%)

直近の2023年は、第3四半期(9ヶ月間)で、売上高が6億9978万円、経常利益が1億3276万円、当期純利益が9170万円となっています。

2023年第3四半期
売上高6億9978万円
経常利益1億2285万円
当期純利益8294万円

主要株主のロックアップ情報

今回のIPOの主要株主のロックアップ情報です。

株主名比率ロックアップ
加藤 公一レオ(社長)44.6%180日間
(株)レオアセットマネジメント35.7%180日間
加藤 一恵8.9% 
福本 朋哉1.0%180日間
藤田 純0.7%180日間
植木原 宗平0.6%180日間
田中 真樹0.6%継続保有
佐藤 精一0.6%継続保有
黒田 香菜0.4%継続保有
進藤 聡太0.4%継続保有

売れるネット広告社のIPO分析と申込スタンス

売れるネット広告社のIPO分析

設立2010年(14年目)
業種サービス業
上場市場グロース市場
時価総額35.9億円
吸収金額10.7億円
オファリングレシオ30.0%
売出比率50.0%
PER27.5倍(2022年実績)
PBR
※想定価格1,040円から時価総額、吸収金額、オファリングレシオ、PER、PBRを算出

事業内容について

売れるネット広告社は2010年に設立されたD2Cの販売支援を支援する企業です。D2Cとは生産者が自社のHPなどから直接的に消費者に販売することです。

有価証券報告書

販売支援・マーケティング関連はIPOでは可もなく不可もなくといった業種です。

上場規模・需要について

上場市場はグロース市場で、時価総額35.9億吸収金額10.7億円と規模感は中型といったところです。

売出比率が50.0%とやや高めですが、主要株主にベンチャーキャピタルは見当たりません。需要面は悪くないといった印象です。

業績・割安性について

業績については第13期(2022年)で売上高が大きく減少してます。

有価証券報告書

ですが、「収益認識に関する会計基準」の適用により売上高の集計方法を変更しているためです。

有価証券報告書

第12期以前の比較としては、取扱い売上高が参考になりますが、21.8億円(前年比91.2%)と減少していますね。

有価証券報告書

さらに「なお、売上総利益、営業損失、経常損失及び税引前当期純損失には影響ありません」とのことでした…。

PERは27.5倍(2022年実績)とやや高めで割安感はありません。

「売れるネット広告社」という社名ながら、肝心の自社の売上高は減少傾向です。

売れるネット広告社の初値予想は、評価C(1倍〜1.3倍)とします。ただし評価D(公募割れ)とかなり迷いました。

公募割れリスクも十分にある銘柄だと思うので、申し込む際は慎重になったほうが良いと思います。

※仮条件が引き下げられたことで評価Dに変更します。

売れるネット広告社の申込みスタンス

参考までに私の申込みスタンスは以下の通りにしています。

ポイント狙いでSBI証券のみ応募します。

証券会社申込み
東海東京証券(主幹事)しない
楽天証券しない
SBI証券する
野村證券しない
岡三オンラインしない
松井証券しない
岩井コスモ証券しない
岡三証券口座なし
丸三証券口座なし
東洋証券口座なし
あかつき証券口座なし
極東証券口座なし
水戸証券口座なし
FFG証券口座なし
西日本シティTT証券口座なし
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