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ケイファーマ(4896)の初値予想とIPO情報まとめ

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2023年の80社目となる(株)ケイファーマのIPO情報です。

ケイファーマは、iPS細胞を活用した再生医療事業を手掛けるバイオベンチャーです。

事業内容から見てもIPO向きではなく、初値の上昇が苦戦するかもしれません。

この記事は「ケイファーマ」新規上場申請のための有価証券報告書から引用し、IPO初心者の方でも分かりやすいようにまとめています。

※初値予想は管理人による独自の予想であり結果を保証するものではありません。申込む際はご自身の判断でお願いします。

ケイファーマのIPOの基本情報

今回のIPOの基本情報は以下のとおりです。

IPO企業ケイファーマ[4896]
上場日10/17(火)
企業URLhttps://www.kpharma.co.jp/
取り扱い証券会社SBI証券(主幹事)
松井証券
岡三オンライン
岩井コスモ証券など

ケイファーマの初値予想

D
公募割れ

初値予想
830円〜930円

ケイファーマの初値予想は830円〜930円とします。

 プラス要因
  今期黒字化の見込み
  売出比率が低い

 マイナス要因
  IPOで人気化しにくいバイオ関連
  上場規模がやや大きめ
  主要株主にVCが多い

詳しくは後述の「IPO分析と申込スタンス」に記載しています。

ケイファーマのIPOの公開価格と初値

今回のIPOの価格と初値は以下のとおりです。

想定価格1,040円
仮条件900円〜1,040円
公開価格950円
初値予想830円〜930円
予想利益-2,000円〜-12,000円
初値875円(0.92倍)

発表された仮条件は900円〜1,040円なので、必要な応募資金は上限額の10.4万円(購入単位100株分)になります。

ケイファーマの初値予想は830円〜930円とします。初値で売った予想利益は-2,000円〜-12,000円です。

ケイファーマの初値予想アンケート

ケイファーマの初値予想アンケートにご協力下さい。投票期限は10/16(月)です。

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ケイファーマのIPOの当選本数

今回のIPOの当選本数は以下のとおりです。

公募株式1,680,000株
売出株式0株
OA分252,000株
当選株数1,932,000株
当選本数19,320本(普通)
多い 25,000本以上、普通 5,000本〜25,000本、少ない 5,000本以下を目安にしています。

公募株式、売出株式、OA分を合わせた当選株数の合計は1,932,000株です。

購入単位は100株なので当選本数は19,320本となり普通の多さです。

ケイファーマのIPOのスケジュール

IPOのスケジュールは以下のとおりです。

申込期間9/29(金)〜10/5(木)
当選発表10/6(金)
購入期間10/10(火)〜10/13(金)
上場日10/17(火)
※証券会社によって日程が前後したり異なる場合があります。ご自身でも必ずご確認下さい。

申込期間は9/29(金)〜10/5(木)で、当選発表は10/13(金)です。

当選した方の購入期間が9/27(水)〜10/3(火)で、上場日は10/17(火)となります。

ケイファーマのIPOに応募できる証券会社

今回のIPOを取り扱っている証券会社は以下のとおりです。

主幹事SBI証券
幹事楽天証券
SMBC日興証券
岡三オンライン
SBIネオトレード証券
松井証券
岩井コスモ証券
極東証券

主幹事のSBI証券は、他の証券会社よりも多くIPO株が割り当てられます。そのため、主幹事から申込みした方が当選しやすいと言えます。

しかし主幹事は応募数も多く、当選倍率が高くなることも考えられます。

そのため、主幹事以外の「入金不要」の松井証券や、平等抽選、口座開設数(ライバル)も少ない「穴場証券会社」の口座を持っておくことが当選確率を上げるコツです!

ケイファーマの業績情報

ケイファーマの業績は以下のとおりです。

2022年12月期
売上高
経常利益△2億6956万円
当期純利益△2億7121万円
2021年12月期
売上高
経常利益△2億2089万円
当期純利益△2億2871万円
2020年12月期
売上高
経常利益△3億5923万円
当期純利益△3億9242万円

直近の2023年は、第2四半期(6ヶ月間)で、売上高が10億0000万円、経常利益が6億5102万円、当期純利益が5億1477万円と黒字化見込んでいます。

主要株主のロックアップ情報

今回のIPOの主要株主のロックアップ情報です。

株主名比率ロックアップ
福島 弘明(社長)22.0%180日間
SBI Ventures Two(VC)13.7%90日間/1.5倍
岡野 栄之11.5%180日間
中村 雅也11.5%180日間
大和日台バイオベンチャー2号投資事業有限責任組合(VC)10.3%継続保有
テクノロジーベンチャーズ5号投資事業有限責任組合(VC)6.4%継続保有
SBIベンチャー投資促進税制投資事業有限責任組合(VC)5.8%90日間/1.5倍
かごしまバリューアップ投資事業有限責任組合(VC)5.80%90日間/1.5倍
松本 真佐人4.97%継続保有
林 哲2.26%継続保有

ケイファーマのIPO分析と申込スタンス


ケイファーマのIPO分析

ケイファーマのIPO分析です。

設立2016年(7年目)
業種医薬品
上場市場グロース市場
時価総額120億円
吸収金額20.0億円
オファリングレシオ16.7%
売出比率0%
PER58.7倍(2023年予想)
PBR
※仮条件の上限1,040円から時価総額、吸収金額、オファリングレシオ、PER、PBRを算出

ケイファーマは2016年に設立されたiPS細胞を活用した再生医療製品の研究開発をしている企業です。

バイオ関連で言えばIPOでは不人気にあたります。2023年の2件はいずれも公開価格近辺の初値になっています。

・2023年の業種が「医薬品」の銘柄

IPO企業価格初値 (騰落倍率)
ノイルイミューン・バイオテック740円695円(1.08倍)
クオリプス1,560円1,680円(0.94倍)

吸収金額・オファリングレシオはやや大きめです。売出比率が高いIPOが軒並み苦戦していることから、売出比率0%という点は好印象です。

業績については2022年まで売上0が続いていましたが、直近の2023年では契約一時金として10億円の売上がたっており今期は黒字化見込みです。これが継続的な売上になるかは不明です。PERとPBRについては参考値なります。

そもそもIPOでは警戒すべきバイオ関連です。プラス要因としては赤字上場するバイオ銘柄も多い中での黒字見込み売出比率0という点です。

ただし不安要素を打ち消すほどではなさそうです。

ケイファーマの申込スタンス

参考までに私の申込みスタンスは以下の通りにしています。

証券会社申込み
SBI証券する
楽天証券しない
岡三オンラインしない
SBIネオトレード証券しない
松井証券しない
岩井コスモ証券しない
極東証券口座なし

IPOチャレンジポイント狙いでSBI証券のみ申込みとします。

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