(株)Arentは3/28に上場しました。
- 応募価格:1,440円
- 初 値:1,802円
- 利 益:36,200円(100株)
応募価格1,440円に対して、初値1,802円になり、初値で売った利益は+36,200円です。
当選した皆さん、おめでとうございます!
2023年の8社目となる、(株)ArentアレントのIPOの情報です。
応募期間は、3/9(木)〜3/15(水)です。
IPO企業の(株)Arentは、DXによる業務改善を支援するソリューション事業を中心に展開する企業です。
DXによる業務効率化のビジネスモデルは、ここ1〜2年のIPOでも人気のテーマなので、それなりに期待できそうです。
アクシスコンサルティング(株)と(株)モンスターラボホールディングスの2社と上場日が被ってしまったのが残念です。資金が分散されて、初値にも影響しそうです。
個人的な注目度は★★☆ですね。
ここまで読んでIPOが気になった方はこちらをご覧下さい。
IPO企業の(株)Arentについて
2023年の8社目のIPOとなったのは、(株)Arentという企業です。
(株)Arentは、主に建設業界向けにDXによる業務改善のコンサルティングやシステム開発を行う企業です。
具体的には、BIMやCAD(建築設計に多く用いられるソフトウェア)の関連製品の、空間自動設計システム「PlantStream」や自動配筋ソフト「LightningBIM自動配筋」などを開発してきた実績があります。
DXとは
DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、AIや自動化などのデジタル技術を活用して、業務プロセスを改善したり新たなサービスを生み出すことです
建設業界は国内のみで60兆円以上の巨大市場でありながら、デジタル化が進んでいない非効率な業務や課題を多く抱えているニッチ(隙間)市場と言えます。
顧客は大手企業が多く清水建設やNEXCO東日本、千代田化工建設などと取引実績があります。
(株)Arentの基本情報
(株)Arentの基本情報がこちらです。
企業名 | 株式会社 Arentアレント |
設立 | 2012年 |
市場 | グロース市場 |
業種 | 情報・通信業 |
事業内容 | 建設業界を中心としたDXコンサルティング、システム開発、システム販売等 |
デジタル化への問題を抱えた建設業界が主なターゲットになっています。
(株)Arentの業績
(株)Arentの業績がこちらです。
売上高 | 11億7012万円 (前年比128.8%) |
経常利益 | 4億1714万円 (前年比123.0%) |
当期純利益 | 3億0474万円 (前年比140.7%) |
2022年決算
直近の2022年決算では、売上高が11億7012万円、経常利益が4億1714万円、当期純利益が3億0474万円となっています。
2018年から5期連続で増収増益となっています。
売上高は右肩上がりに上昇して、利益率も安定しています。
応募期間はいつ?
(株)ArentのIPOの応募期間は、3/9〜3/15です。全体のスケジュールはこのようになっています。
❶ IPOに応募する
応募期間 | 3/9(木)〜 3/15(水) |
▼
❷ 当選結果を確認する
抽選日 | 3/16(木) |
▼
❸ IPOを購入する(当選した方)
購入期間 | 3/17(金)〜 3/23(木) |
▼
❹ IPOを初値で売却する(当選した方)
上場日 | 3/28(火) |
証券会社によって1〜2日前後することがあるので、ご自身でも確認して頂いて、できるだけ早めに応募するようにしましょう。
各証券会社ごとの応募手順が知りたい方はこちらをご覧下さい。
応募できる証券会社は?
(株)ArentのIPOに応募できる証券会社はこちらの7社です。
応募する優先順位はこのようにしました。
証券会社 | 優先順位 |
みずほ証券 主幹事 | ★★★ |
岡三オンライン証券 入金不要 | ★★☆ |
野村證券 入金不要 | ★★☆ |
岩井コスモ証券 平等抽選 | ★★☆ |
楽天証券 平等抽選 | ★★☆ |
SBI証券 | ★☆☆ |
岡三証券 | – |
まず最優的に応募したいのは主幹事のみずほ証券です。売り出されるIPO株は、主幹事なった証券会社に圧倒的に多く(全体の8割〜9割ほど)割り当てられます。当選を目指すなら、主幹事から応募は欠かせません。
その次に応募したいのは入金不要で応募できる岡三オンライン証券・野村證券です。口座に入金なし(0円)で応募できて、当選したら入金して購入すればOKな証券会社です。口座開設さえすれば、すぐIPO抽選に応募できるので利用して損はないと思います。
続いて運次第で誰でも当選チャンスがある平等抽選の岩井コスモ証券・楽天証券も資金に余裕があれば応募しておきたいです。
また、落選してもポイント貯まる独自の制度があるSBI証券も応募しておきたいです。
岡三証券は、口座を持っていないため応募していません。
実際に僕が使ってる証券会社はこちらです。
IPOに強い証券会社の選び方&オススメの証券会社14社は、こちらの記事で詳細に解説しています。
応募資金はいくら必要?
必要な応募資金は、14.4万円です。
公表された仮条件は「1,140〜1,440円」なので、上限額の14.4万円(最低購入株数100株分)を応募資金として、用意する必要があります。
岩井コスモ証券・楽天証券・SBI証券は、証券口座に応募資金の14.4万円を入金して、応募する必要があります。
みずほ証券・岡三オンライン証券・野村證券は、応募段階での入金は不要です。当選したら、入金して購入申込みすればOKです。
(株)ArentのIPOは期待できる?初値予想は?
IPOの初値は、様々な要因によって決まるため、予想することがとても難しいです。
そこで僕は、モーニングスター社が発行する株式新聞を参考にしています。
株式新聞では初値評価を3段階(強気・やや強気・中立)で評価しています。
初値評価が掲載され次第、こちらで紹介します。
今回の(株)ArentのIPOは、公募割れ(初値が下回る)する可能性もあるかもです。
僕は基本的に当選を目指して、応募できる証券会社から申し込んでいきます。
公募割れ(初値が下回る)する可能性があるIPOでは「IPO当選後に購入辞退できる証券会社」のみから応募するのも作戦のひとつだと思います。
(株)ArentのIPOの初値予想
上場前には初値予想がズバリで掲載されます。
初値予想が掲載され次第、こちらで紹介します。
株式新聞には初値予想が掲載されるので、IPO初心者の強い味方になってくれます。
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