2023年の101社目となる(株)ヒューマンテクノロジーズのIPO情報です。
ヒューマンテクノロジーズは、クラウド型の勤怠管理システムを開発・提供する企業です。
業績は好調に推移していますが、上場規模が大きく需要面での不安が残るため、初値の上昇が苦戦するかもしれません。
この記事は「ヒューマンテクノロジーズ」新規上場申請のための有価証券報告書から引用し、IPO初心者の方でも分かりやすく解説しています。
※初値予想は管理人による独自の予想であり結果を保証するものではありません。申込む際はご自身の判断でお願いします。
ヒューマンテクノロジーズのIPOの基本情報
今回のIPOの基本情報は以下のとおりです。
IPO企業 | ヒューマンテクノロジーズ[5621] |
---|---|
上場日 | 12/22(金) |
申込期間 | 12/6(水)〜12/12(火) |
公開価格 | 940円(想定価格) |
企業URL | https://www.h-t.co.jp/ |
取り扱い証券会社 | 大和証券(主幹事) みずほ証券(主幹事) SBI証券など |
ヒューマンテクノロジーズの初値予想
C
1倍~1.3倍
初値予想
960円〜1,210円
ヒューマンテクノロジーズの初値予想は960円〜1,210円とします。
プラス要因
IPOで人気のクラウド関連
売上高が右肩上がり
マイナス要因
吸収金額が大きい
売出比率が高い
主要株主にVCあり
オファリングレシオが高い
12月はIPOが多い
詳しくは後述の「IPO分析と申込スタンス」に記載しています。
ヒューマンテクノロジーズのIPOの公開価格と初値
今回のIPOの価格と初値は以下のとおりです。
想定価格 | 940円 |
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仮条件 | 12/4(月)に決定 |
公開価格 | 12/13(水)に決定 |
初値予想 | 960円〜1,210円 |
予想利益 | +2,000円〜+27,000円 |
発表された想定価格は940円なので、応募資金は9.4万円前後(購入単位100株分)になりそうです。
今後は12/4(月)に仮条件が発表されて、正式な公開価格が決定します。発表され次第こちらで更新します。
ヒューマンテクノロジーズの初値予想は960円〜1,210円とします。初値で売った予想利益は+2,000円〜+27,000円です。
ヒューマンテクノロジーズの初値予想アンケート
ヒューマンテクノロジーズの初値予想アンケートにご協力下さい。投票期限は12/21(木)です。
ヒューマンテクノロジーズのIPOの当選本数
今回のIPOの当選本数は以下のとおりです。
公募株式 | 1,000,000株 |
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売出株式 | 2,288,000株 |
OA分 | 493,200株 |
当選株数 | 3,781,200株 |
当選本数 | 37,812本(多い) |
公募株式、売出株式、OA分を合わせた当選株数の合計は3,781,200株です。
購入単位は100株なので当選本数は37,812本と比較的多めです。
ヒューマンテクノロジーズのIPOのスケジュール
IPOのスケジュールは以下のとおりです。
申込期間 | 12/6(水)〜12/12(火) |
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当選発表 | 12/13(水) |
購入期間 | 12/14(木)〜12/19(火) |
上場日 | 12/22(金) |
申込期間は12/6(水)〜12/12(火)で、当選発表は12/13(水)です。
当選した方の購入期間が12/14(木)〜12/19(火)で、上場日は12/22(金)となります。
ヒューマンテクノロジーズのIPOに応募できる証券会社
今回のIPOを取り扱っている証券会社は以下のとおりです。
主幹事の証券会社は、他の証券会社よりも多くIPO株が割り当てられます。そのため、主幹事から申込みした方が当選しやすいと言えます。
しかし主幹事は応募数も多く、当選倍率が高くなることも考えられます。
そのため、主幹事以外の「入金不要」の証券会社や、平等抽選、口座開設数(ライバル)も少ない「穴場証券会社」の口座を持っておくことが当選確率を上げるコツです!
ヒューマンテクノロジーズの業績情報
ヒューマンテクノロジーズの業績は以下のとおりです。
主要株主のロックアップ情報
株主名 | 比率 | ロックアップ |
---|---|---|
ニューホライズン(株) | 44.44% | 360日間 |
恵志 章夫 | 22.22% | 360日間 |
奥畑 和行 | 11.11% | 360日間 |
飯泉 満 | 11.11% | 360日間 |
渡邉 脩次 | 9.11% | |
家﨑 晃一(社長) | 1.00% | 360日間 |
伊藤忠商事(株) | 1.00% | 360日間 |
今回のIPOの主要株主のロックアップ情報です。
ヒューマンテクノロジーズのIPO分析
ヒューマンテクノロジーズのIPO分析
ヒューマンテクノロジーズのIPO分析です。
設立 | 2011年(12年目) |
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業種 | 情報・通信業 |
上場市場 | グロース市場 |
時価総額 | 85.5億円 |
吸収金額 | 35.5億円 |
オファリングレシオ | 41.5% |
売出比率 | 69.6% |
PER | 32.0倍(2023年実績) |
PBR | 3.93倍(2023年実績) |
ヒューマンテクノロジーズは、クラウド型の勤怠管理システム「KING of TIME」を開発・提供する企業です。
時価総額は85.5億円、吸収金額は35.5億円とやや大きめの規模感で、需要面も厳しめの印象です。
業績は右肩上がりで好調ですが、12月のIPOラッシュで選別されれば厳しい展開の予想されます。
以上の点から、評価C(1倍〜1.3倍)とします。
株式新聞には初値予想が掲載されるので、IPO初心者の強い味方になってくれます。
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