2023年の97社目となるエスネットワークスのIPO情報です。
エスネットワークスは、財務戦略を中心とした経営支援サービスを展開する企業です。
事業内容はIPO向きの経営支援関連で独自性があり、グロース市場に上場する小型のIPOとして初値の上昇も期待できそうです。
この記事は「エスネットワークス」新規上場申請のための有価証券報告書から引用し、IPO初心者の方でも分かりやすく解説しています。
※初値予想は管理人による独自の予想であり結果を保証するものではありません。申込む際はご自身の判断でお願いします。
エスネットワークスのIPOの基本情報
今回のIPOの基本情報は以下のとおりです。
IPO企業 | エスネットワークス[5867] |
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上場日 | 12/19(火) |
申込期間 | 12/4(月)〜12/8(金) |
公開価格 | 700円(想定価格) |
企業URL | https://esnet.co.jp/ |
取り扱い証券会社 | ・SBI証券(主幹事) ・みずほ証券 ・三菱UFJモルガン・スタンレー証券ほか |
エスネットワークスの初値予想
A
1.5倍~2倍
初値予想
1,040円〜1,390円
エスネットワークスの初値予想は1,040円〜1,390円とします。
プラス要因
吸収金額が小さい
売上高が右肩上がり
応募価格が低い
オファリングレシオが低い
主要株主にVCなし
マイナス要因
売出比率が高い
12月はIPOが多い
詳しくは後述の「IPO分析と申込スタンス」に記載しています。
エスネットワークスのIPOの公開価格と初値
今回のIPOの価格と初値は以下のとおりです。
想定価格 | 700円 |
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仮条件 | 11/30(木)に決定 |
公開価格 | 12/11(月)に決定 |
初値予想 | 1,040円〜1,390円 |
予想利益 | +34,000円〜+69,000円 |
発表された想定価格は700円なので、応募資金は7万円前後(購入単位100株分)になりそうです。
今後は11/30(木)に仮条件が発表されて、正式な公開価格が決定します。発表され次第こちらで更新します。
エスネットワークスの初値予想は1,040円〜1,390円とします。初値で売った予想利益は+34,000円〜+69,000円です。
エスネットワークスの初値予想アンケート
エスネットワークスの初値予想アンケートにご協力下さい。投票期限は12/18(月)です。
エスネットワークスのIPOの当選本数
今回のIPOの当選本数は以下のとおりです。
公募株式 | 50,000株 |
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売出株式 | 300,000株 |
OA分 | 3,048,100株 |
当選株数 | 402,500株 |
当選本数 | 4,025本(少ない) |
公募株式、売出株式、OA分を合わせた当選株数の合計は402,500株です。
購入単位は100株なので当選本数は4,025本と比較的少なめです。
エスネットワークスのIPOのスケジュール
IPOのスケジュールは以下のとおりです。
申込期間 | 12/4(月)〜12/8(金) |
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当選発表 | 12/11(月) |
購入期間 | 12/12(火)〜12/15(金) |
上場日 | 12/19(火) |
申込期間は12/4(月)〜12/8(金)で、当選発表は12/11(月)です。
当選した方の購入期間が12/12(火)〜12/15(金)で、上場日は12/19(火)となります。
エスネットワークスのIPOに応募できる証券会社
今回のIPOを取り扱っている証券会社は以下のとおりです。
主幹事 | SBI証券 |
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幹事 | 楽天証券 SMBC日興証券 みずほ証券 アイザワ証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 |
主幹事の証券会社は、他の証券会社よりも多くIPO株が割り当てられます。そのため、主幹事から申込みした方が当選しやすいと言えます。
しかし主幹事は応募数も多く、当選倍率が高くなることも考えられます。
そのため、主幹事以外の「入金不要」の証券会社や、平等抽選、口座開設数(ライバル)も少ない「穴場証券会社」の口座を持っておくことが当選確率を上げるコツです!
エスネットワークスの業績情報
エスネットワークスの業績は以下のとおりです。
主要株主のロックアップ情報
今回のIPOの主要株主のロックアップ情報です。
株主名 | 比率 | ロックアップ |
---|---|---|
(株)58 | 31.43% | 180日間 |
(株)須原屋 | 15.45% | 180日間 |
佐藤 英志 | 6.73% | 180日間 |
須原 伸太郎 | 5.53% | 180日間 |
エスネットワークスグループ社員持株会 | 5.03% | 180日間 |
セキュア・ベース(株) | 4.90% | 180日間 |
宮部 賢一 | 4.72% | 180日間 |
高畠 義紀(社長) | 3.59% | 継続保有 |
パーソルキャリア(株) | 2.99% | 180日間 |
宇野 康秀 | 2.39% | 180日間 |
エスネットワークスのIPO分析と申込スタンス
エスネットワークスのIPO分析
エスネットワークスのIPO分析です。
設立 | 1999年(25年目) |
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業種 | サービス業 |
上場市場 | グロース市場 |
時価総額 | 21.3億円 |
吸収金額 | 2.8億円 |
オファリングレシオ | 13.2% |
売出比率 | 85.7% |
PER | 14.1倍(2022年実績) |
PBR | 1.7倍(2022年実績) |
エスネットワークスは、企業の成長フェーズに合わせた財務戦略の支援を中心に行う企業です。
時価総額は21.3億円、吸収金額は2.8億円でグロース市場に上場する小型のIPOです。
売出比率は85.7%は高めですが、主要株主にVCを見当たらないので、影響は限定的になりそうです。
業績も右肩上がりに上昇しており、人気化する条件を揃えた楽しみなIPOだと思います。
以上の点から、評価A(1.5倍〜2倍)とします。
エスネットワークスの申込みスタンス
参考までに私の申込みスタンスは以下の通りにします。
証券会社 | 申込み |
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SBI証券 | する |
楽天証券 | する |
SMBC日興証券 | する |
みずほ証券 | する |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | する |
アイザワ証券 | 口座なし |
株式新聞には初値予想が掲載されるので、IPO初心者の強い味方になってくれます。
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