2023年の92社目となるアウトルックコンサルティング(株)のIPO情報です。
アウトルックコンサルティングの事業内容は、経営管理システム「Sactona」を使った経営管理のコンサルティング業務です。
業績は好調に推移していますが、上場規模が大きく需要面での不安が残るため、初値の上昇が苦戦するかもしれません。
この記事は「アウトルックコンサルティング」新規上場申請のための有価証券報告書から引用し、IPO初心者の方でも分かりやすく解説しています。
※初値予想は管理人による独自の予想であり結果を保証するものではありません。申込む際はご自身の判断でお願いします。
アウトルックコンサルティングのIPOの基本情報
今回のIPOの基本情報は以下のとおりです。
IPO企業 | アウトルックコンサルティング[5596] |
---|---|
上場日 | 12/12(火) |
申込期間 | 11/27(月)〜12/1(金) |
公開価格 | 2,000円(想定価格) |
企業URL | https://www.outlook.co.jp/ |
取り扱い証券会社 | ・SMBC日興証券(主幹事) ・マネックス証券 ・松井証券 ・岩井コスモ証券など |
アウトルックコンサルティングの初値予想
C
1倍~1.3倍
初値予想
1,840円〜2,320円
アウトルックコンサルティングの初値予想は1,840円〜2,320円とします。
プラス要因
IPOで人気の経営コンサル事業
業績が好調
マイナス要因
吸収金額が大きい
売出比率が高い
主要株主にVCが多い
オファリングレシオがやや高い
詳しくは後述の「IPO分析と申込スタンス」に記載しています。
アウトルックコンサルティングのIPOの公開価格と初値
今回のIPOの価格と初値は以下のとおりです。
想定価格 | 2,000円 |
---|---|
仮条件 | 1,700円〜1,800円 |
公開価格 | 12/4(月)に決定 |
初値予想 | 1,840円〜2,320円 |
予想利益 | +4,000円〜+52,000円 |
発表された仮条件は1,700円〜1,800円なので、応募資金は上限額の18万円(購入単位100株分)です。
アウトルックコンサルティングの初値予想は1,840円〜2,320円とします。初値で売った予想利益は+4,000円〜+58,000円です。
アウトルックコンサルティングの初値予想アンケート
アウトルックコンサルティングの初値予想アンケートにご協力下さい。投票期限は12/11(月)です。
アウトルックコンサルティングのIPOの当選本数
今回のIPOの当選本数は以下のとおりです。
公募株式 | 50,000株 |
---|---|
売出株式 | 1,812,800株 |
OA分 | 279,400株 |
当選株数 | 2,092,200株 |
当選本数 | 21,422本(普通) |
公募株式、売出株式、OA分を合わせた当選株数の合計は2,092,200株です。
購入単位は100株なので当選本数は21,422本と普通の多さです。
アウトルックコンサルティングのIPOのスケジュール
IPOのスケジュールは以下のとおりです。
申込期間 | 11/27(月)〜12/1(金) |
---|---|
当選発表 | 12/4(月) |
購入期間 | 12/5(火)〜12/8(金) |
上場日 | 12/12(火) |
申込期間は11/27(月)〜12/1(金)で、当選発表は12/4(月)です。
当選した方の購入期間が12/5(火)〜12/8(金)で、上場日は12/12(火)となります。
アウトルックコンサルティングのIPOに応募できる証券会社
今回のIPOを取り扱っている証券会社は以下のとおりです。
主幹事の証券会社は、他の証券会社よりも多くIPO株が割り当てられます。そのため、主幹事から申込みした方が当選しやすいと言えます。
しかし主幹事は応募数も多く、当選倍率が高くなることも考えられます。
そのため、主幹事以外の「入金不要」の松井証券や、平等抽選、口座開設数(ライバル)も少ない「穴場証券会社」の口座を持っておくことが当選確率を上げるコツです!
アウトルックコンサルティングの業績情報
アウトルックコンサルティングの業績は以下のとおりです。
2023年 3月期 | |
---|---|
売上高 | 14億4002万円 |
経常利益 | 4億6435万円 |
当期純利益 | 3億1981万円 |
2022年 3月期 | |
売上高 | 9億8456万円 |
経常利益 | 18億8565万円 |
当期純利益 | 1億9992万円 |
2021年 3月期 | |
売上高 | 9億5440万円 |
経常利益 | 2億5080万円 |
当期純利益 | 1億9562万円 |
直近の2024年は、第2四半期(6ヶ月間)で、売上高が7億9210万円、経常利益が2億6415万円、当期純利益が1億7259万円となっています。
主要株主のロックアップ情報
今回のIPOの主要株主のロックアップ情報です。
株主名 | 比率 | ロックアップ |
---|---|---|
AG2号投資事業有限責任組合 | 97.21% | 180日間/1.5倍 |
井澤亜紀 | 0.45% | 継続保有 |
岩田謙作 | 0.29% | 継続保有 |
義村晋教 | 0.25% | 継続保有 |
山﨑茂樹 | 0.20% | 継続保有 |
和田崇 | 0.12% | 継続保有 |
野渡寛介 | 0.11% | 継続保有 |
WUWENJIN | 0.08% | 継続保有 |
羽生田隆史 | 0.08% | 継続保有 |
立川夏子 | 0.08% | 継続保有 |
アウトルックコンサルティングのIPO分析と申込スタンス
アウトルックコンサルティングのIPO分析
アウトルックコンサルティングのIPO分析です。
設立 | 2006年(17年目) |
---|---|
業種 | 情報・通信業 |
上場市場 | グロース市場 |
時価総額 | 71億円 |
吸収金額 | 38億円 |
オファリングレシオ | 54.4% |
売出比率 | 97.3% |
PER | 22.0倍(2023年実績) |
PBR | 14.6倍(2023年実績) |
アウトルックコンサルティングの事業内容は、経営管理システム「Sactona」を使った経営管理のコンサルティング業務です。
事業内容としてはそこそこ人気がありそうですが、時価総額が71億円で吸収金額が38億円とやや規模が大きく、売出比率97.3%の出口案件と言えます。
業績は順調に伸ばしていますが、最近の傾向からしても苦戦が見込まれるでしょう。
以上の点から、評価C(1倍〜1.3倍)と判断します。
アウトルックコンサルティングの申込みスタンス
参考までに私の申込みスタンスは以下の通りにします。
証券会社 | 申込み |
---|---|
SMBC日興証券 | 未定 |
SBI証券 | 未定 |
楽天証券 | 未定 |
auカブコム証券 | 未定 |
岡三オンライン | 未定 |
マネックス証券 | 未定 |
松井証券 | 未定 |
岩井コスモ証券 | 未定 |
岡三証券 | 口座なし |
丸三証券 | 口座なし |
東洋証券 | 口座なし |
水戸証券 | 口座なし |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 未定 |
株式新聞には初値予想が掲載されるので、IPO初心者の強い味方になってくれます。
- SBIグループによる金融情報サービス
- IPOの初値予想が掲載
- 月額4,400円
- DMM 株の口座開設で無料 (0円) に!
DMM 株は毎年10件前後のIPO取扱いがあるので、抽選応募にも役立ちます!