2023年の102社目となる(株)早稲田学習研究会のIPO情報です。
早稲田学習研究会は、小学生、中学生、高校生向けの学習塾を展開する企業です。
事業内容から見てもIPO向きではなく、需要面も不安が残るため、初値の上昇が苦戦するかもしれません。
この記事は「早稲田学習研究会」新規上場申請のための有価証券報告書から引用し、IPO初心者の方でも分かりやすく解説しています。
※初値予想は管理人による独自の予想であり結果を保証するものではありません。申込む際はご自身の判断でお願いします。
早稲田学習研究会のIPOの基本情報
今回のIPOの基本情報は以下のとおりです。
IPO企業 | 早稲田学習研究会[5869] |
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上場日 | 12/22(金) |
申込期間 | 12/6(水)〜12/12(火) |
公開価格 | 910円(想定価格) |
企業URL | https://www.wasedazemi.com/ |
取り扱い証券会社 | ・SBI証券(主幹事) ・野村證券(主幹事) ・松井証券 ・岩井コスモ証券など |
早稲田学習研究会の初値予想
D
公募割れ
初値予想
790円〜890円
早稲田学習研究会の初値予想は790円〜890円とします。
プラス要因
売上高が右肩上がり
PERが割安
マイナス要因
上場市場がスタンダード市場
吸収金額が大きい
売出比率が高い
オファリングレシオが高い
12月はIPOが多い
詳しくは後述の「IPO分析と申込スタンス」に記載しています。
早稲田学習研究会のIPOの公開価格と初値
今回のIPOの価格と初値は以下のとおりです。
想定価格 | 910円 |
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仮条件 | 12/4(月)に決定 |
公開価格 | *に決定 |
初値予想 | 790円〜890円 |
予想利益 | -2,000円〜-12,000円 |
発表された想定価格は910円なので、応募資金は9.1万円前後(購入単位100株分)になりそうです。
今後は12/4(月)に仮条件が発表されて、正式な公開価格が決定します。発表され次第こちらで更新します。
早稲田学習研究会の初値予想は790円〜890円とします。初値で売った予想利益は-2,000円〜-12,000円です。
早稲田学習研究会の初値予想アンケート
早稲田学習研究会の初値予想アンケートにご協力下さい。投票期限は12/21(木)です。
早稲田学習研究会のIPOの当選本数
今回のIPOの当選本数は以下のとおりです。
公募株式 | 150,000株 |
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売出株式 | 3,260,600株 |
OA分 | 511,500株 |
当選株数 | 3,922,100株 |
当選本数 | 39,221本(多い) |
公募株式、売出株式、OA分を合わせた当選株数の合計は3,922,100株です。
購入単位は100株なので当選本数は39,221本と比較的多めです。
早稲田学習研究会のIPOのスケジュール
IPOのスケジュールは以下のとおりです。
申込期間 | 12/6(水)〜12/12(火) |
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当選発表 | 12/13(水) |
購入期間 | 12/14(木)〜12/19(火) |
上場日 | 10/13(金) |
申込期間は12/6(水)〜12/12(火)で、当選発表は12/13(水)です。
当選した方の購入期間が12/14(木)〜12/19(火)で、上場日は12/22(金)となります。
早稲田学習研究会のIPOに応募できる証券会社
今回のIPOを取り扱っている証券会社は以下のとおりです。
主幹事の証券会社は、他の証券会社よりも多くIPO株が割り当てられます。そのため、主幹事から申込みした方が当選しやすいと言えます。
しかし主幹事は応募数も多く、当選倍率が高くなることも考えられます。
そのため、主幹事以外の「入金不要」の証券会社や、平等抽選、口座開設数(ライバル)も少ない「穴場証券会社」の口座を持っておくことが当選確率を上げるコツです!
早稲田学習研究会の業績情報
早稲田学習研究会の業績は以下のとおりです。
主要株主のロックアップ情報
今回のIPOの主要株主のロックアップ情報です。
株主名 | 比率 | ロックアップ |
---|---|---|
吉原 俊夫 | 54.93% | 90日間 |
(株)YMM | 45.07% | 90日間 |
早稲田学習研究会のIPO分析
早稲田学習研究会のIPO分析
早稲田学習研究会のIPO分析です。
設立 | 1993年(31年目) |
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業種 | サービス業 |
上場市場 | スタンダード市場 |
時価総額 | 92.9億円 |
吸収金額 | 35.6億円 |
オファリングレシオ | 38.4% |
売出比率 | 95.6% |
PER | 10.9倍(2022年実績) |
PBR | 1.56倍(2022年実績) |
早稲田学習研究会は、小・中・高校生向けに学習塾を展開する企業です。
時価総額が92.9億円、吸収金額が35.6億円と規模は大きめ。オファリングレシオも38.4%と高く、需要面も厳しいと判断できます。
また売出比率95.6%で、創業者による売出案件と言ったところでしょう。
PERは10.9倍と割安ですが、厳しい初値になると予想します。
以上の点から、評価D(公募割れ)と判断します。
株式新聞には初値予想が掲載されるので、IPO初心者の強い味方になってくれます。
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