IPO企業情報

ブルーイノベーション(5597)の初値予想とIPO情報まとめ

2023年の93社目となる(株)ブルーイノベーションのIPO情報です。

ブルーイノベーションは、ドローンを中心としたロボットを制御する統合システムの開発・提供を展開する企業です。

事業内容は独自性が高く、グロース市場に上場するやや小型のIPOとしてそれなり期待できそうです。

この記事は「ブルーイノベーション」新規上場申請のための有価証券報告書から引用し、IPO初心者の方でも分かりやすく解説しています。

※初値予想は管理人による独自の予想であり結果を保証するものではありません。申込む際はご自身の判断でお願いします。

ブルーイノベーションのIPOの基本情報

「ブルーイノベーション」のホームページ

今回のIPOの基本情報は以下のとおりです。

IPO企業ブルーイノベーション[5507]
上場日12/12(火)
申込期間11/27(月)〜12/4(月)
公開価格1,300円(想定価格)
企業URLhttps://www.blue-i.co.jp/
取り扱い証券会社大和証券(主幹事)
マネックス証券
松井証券など

ブルーイノベーションの初値予想

B
1.3倍~1.5倍

初値予想
1,680円〜1,940円

ブルーイノベーションの初値予想は1,680円〜1,940円とします。

 プラス要因
  需要が見込まれるドローン関連
  吸収金額が小さい
  売出比率が低い
  オファリングレシオがやや低い

 マイナス要因
  業績が赤字
  主要株主にVCが多い

詳しくは後述のIPO分析と申込スタンス」に記載しています。

ブルーイノベーションのIPOの公開価格と初値

今回のIPOの価格と初値は以下のとおりです。

想定価格1,300円
仮条件1,220円〜1,320円
公開価格12/4(月)に決定
初値予想1,680円〜1,940円
予想利益+38,000円〜+64,000円

発表された仮条件は1,220円〜1,320円なので、応募資金は上限額の13.2万円(購入単位100株分)です。

ブルーイノベーションの初値予想は1,680円〜1,940円とします。初値で売った予想利益は+38,000円〜+64,000円です。

ブルーイノベーションの初値予想アンケート

ブルーイノベーションの初値予想アンケートにご協力下さい。投票期限は12/11(月)です。

みんなの意見
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ブルーイノベーションのIPOの当選本数

今回のIPOの当選本数は以下のとおりです。

公募株式550,000株
売出株式196,200株
OA分111,000株
当選株数857,200株
当選本数8,572(普通)
※多い:25,000本以上、普通:5,000本〜25,000本、少ない:5,000本以下を目安にしています。

公募株式、売出株式、OA分を合わせた当選株数の合計は857,200株です。

購入単位は100株なので当選本数は8,572本と普通の多さです。

ブルーイノベーションのIPOのスケジュール

IPOのスケジュールは以下のとおりです。

申込期間11/27(月)〜12/4(月)
当選発表12/4(月)
購入期間10/5(木)〜10/11(水)
上場日10/13(金)
※ブルーイノベーションのIPOは日程が前後したり異なる場合があります。ご自身でも必ずご確認下さい。

申込期間は11/27(月)〜12/4(月)で、当選発表は12/4(月)です。

当選した方の購入期間が12/5(火)〜12/8(金)で、上場日は12/12(火)となります。

ブルーイノベーションのIPOに応募できる証券会社

今回のIPOを取り扱っている証券会社は以下のとおりです。

主幹事大和証券
幹事SBI証券
楽天証券
大和コネクト証券
岡三オンライン
マネックス証券
松井証券
岡三証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券

主幹事の証券会社は、他の証券会社よりも多くIPO株が割り当てられます。そのため、主幹事から申込みした方が当選しやすいと言えます。

しかし主幹事は応募数も多く、当選倍率が高くなることも考えられます。

そのため、主幹事以外の「入金不要」の松井証券や、平等抽選、口座開設数(ライバル)も少ない「穴場証券会社」の口座を持っておくことが当選確率を上げるコツです!

ブルーイノベーションの業績情報

ブルーイノベーションの業績は以下のとおりです。

2022年 12月期
売上高4億9316万円
経常損失△2億8401万円
当期純損失△2億8671万円
2021年 12月期
売上高7億2568万円
経常損失△3億9387万円
当期純損失△3億9499万円
2020年 12月期
売上高9億839万円
経常損失△3億4145万円
当期純損失△3億4512万円

直近の2023年は、第3四半期(9ヶ月間)で、売上高が7億4754万円、経常損失が△2億6854万円、当期純損失が△2億7146万円となっています。

主要株主のロックアップ情報

今回のIPOの主要株主のロックアップ情報です。

株主名比率ロックアップ
熊田 貴之(社長)44.69%180日間
けいはんな学研都市ATRベンチャーNVCC投資事業有限責任組合18.84%90日間/1.5倍
熊田 雅之5.38%180日間
TBSイノベーション・パートナーズ1号投資事業組合3.55%90日間/1.5倍
(株)レスターホールディングス2.76%90日間/1.5倍
大成(株)2.76%90日間/1.5倍
(株)SBI新生銀行2.07%90日間/1.5倍
日本郵政キャピタル(株)1.53%90日間/1.5倍
FUSO-SBI Innovation Fund1.38%90日間/1.5倍
大成温調(株)1.38%90日間/1.5倍

ブルーイノベーションのIPO分析と申込スタンス

ブルーイノベーションのIPO分析

ブルーイノベーションのIPO分析です。

設立1999年(24年目)
業種情報・通信業
上場市場グロース市場
時価総額49.7億円
吸収金額11.1億円
オファリングレシオ22.3%
売出比率26.3%
PER
PBR
※想定価格1,300円から時価総額、吸収金額、オファリングレシオ、PER、PBRを算出
「売れるネット広告社」の有価証券報告書

ドローンを中心としたロボットの効率化を手掛けるシステム開発・提供。ドローンは配送・設備点検・農薬散布など人手不足を解消する手段として注目を浴びています。

時価総額49.7億円、吸収金額11.1億円とやや小型のIPOです。主要株主にVCがいますが、売出比率は26.3%と低めです。

ただし業績は赤字。まだ黒字化に至っていません。

直近の2023年第3四半期(9ヶ月間)でも、売上高が7億4754万円、経常損失が△2億6854万円、当期純損失が△2億7146万円となっています。

黒字化の目処がついていればもっと面白かったと思います。

以上の点から、評価B(1.3倍〜1.5倍)とします。

ブルーイノベーションの申込みスタンス

参考までに私の申込みスタンスは以下の通りにします。

証券会社申込み
大和証券未定
SBI証券未定
楽天証券未定
大和コネクト証券未定
岡三オンライン未定
マネックス証券未定
松井証券未定
岡三証券未定
三菱UFJモルガン・スタンレー証券未定

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