IPO企業情報

キャスター(9331)の初値予想とIPO情報まとめ

1分でわかる記事のまとめ

  • (株)キャスターは「リモートワークを中心として人材事業」を運営する企業
  • 応募期間は9/19(火)〜9/25(月)
  • 応募価格は650円(想定価格)
  • 管理人による初値の予想レンジは1.3倍〜2倍
  • 大手による初値予想は1,500円〜2,600円
  • 当選本数は4,025本と少なめ
  • 取扱い証券は大和証券(主幹事)、大和コネクト証券、マネックス証券など
  • 上場日は10/4(水)

2023年76社目(延期した7社を含む)となる(株)キャスターのIPOの情報です。

キャスターは、リモートアシスタントをはじめとした人材事業運営を展開する企業です。

リモートワーク×人材紹介の事業で、小型グロース市場ということで、それなりに期待できそうです。

著者|ひよっこ
  • 1年6ヶ月で当選18回して利益135万円
  • X(旧Twitter)のフォロワーは6,500人以上→
  • FP3級・簿記2級保有

キャスターの初値予想

キャスターの初値予想(管理人)

IPO投資ブログを運営する管理人

評価
予想レンジ


1.3倍〜2倍

A 2倍以上、B 1.3倍〜2倍、C 0.9倍〜1.3倍を基準にしています

  • 吸収金額が小さい
  • 応募価格が低い
  • 業績が赤字
  • オファリングレシオがやや高い
  • 主要株主にVCが多い
  • 同日にほか1社も上場予定
金融用語の解説はこちら

オファリングレシオ:発行済み株式数のうち、どれだけ市場に放出するかを示す指標。数値が低いほど人気化しやすい傾向がある。

吸収金額:IPOによって株式市場から調達する資金の総額。数値が小さいほど人気化しやすい傾向がある。

主要株主のVC有無:VC(ベンチャーキャピタル)は上場後に株式を売却して利益を得るとことを目的にしているので、主要株主のVCがいれば売り圧力になり、人気化しにくい傾向がある。

キャスターの初値の予想レンジは0.9倍〜1.3倍と判断しました。

事業内容はリモートワーク×人材紹介事業です。

吸収金額は2.6億円と小さく、小型のグロース市場へ上場するIPOとして一定の評価は得られそうです。

売上高は年+15%ペースで順調に伸ばしてますが、直近でも赤字です。

オファリングレシオが21%とやや高く需給面で不安が残ります。

また同日にくすりの窓口も上場予定です。

主要株主にVCが多いですが、ロックアップ(上場後◯◯日は売却できない)が180日かかっており、影響は限定体的になりそうです。

皆さまの初値予想は読者アンケートで募集しています。

キャスターの初値予想(大手メディア)

①大手予想会社

初値予想

1,500円〜2,600円

キャスターの大手予想会社による初値予想は、現時点で「1,000円〜1,200円」となっています。

②証券専門誌

初値予想

もう1社の証券専門誌による初値予想は、仮条件決定後の9/14(木)以降に追記します。

キャスターの初値予想(読者アンケート)

読者アンケートによる初値予想です。

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ひよっこ

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キャスターのIPOの当選本数

今回のIPOの当選本数です。

公募株式
売出株式 (OA含む)

当選株数
当選本数

350,000株
52,500株
402,500株
4,025

多い 25,000本以上、普通 5,000本〜25,000本、少ない 5,000本以下を基準にしています。

金融用語の解説はこちら

公募株式:新たに発行される株式のこと。

売出株式:既存の株主が売却する株式のこと。

OA:オーバーアロットメント。本来の公募・売出のほかに追加的に売出しを行うこと。

当選株数:公募株式と売出株式 (OA含む)の合計。

当選本数:購入単位100株に換算した実際の当選数。

当選株数は402,500株で、購入単位は100株なので当選本数は4,025本と少ないです。

ひよっこ

当選本数は少なく、当選を狙いにくい銘柄です。

キャスターのIPOに応募できる証券会社

今回のIPOに応募できる証券会社です。

主幹事

幹事

大和証券

SBI証券
大和コネクト証券
マネックス証券
松井証券
岩井コスモ証券
みずほ証券
極東証券

金融用語の解説はこちら

主幹事:上場に関してIPO企業を支援する業務を中心になって行う証券会社のこと。そのためIPO株が多く割り当てられる。

幹事:上場に関してIPO企業を支援する業務を行う証券会社のこと。そのためIPO株が割り当てられる。

キャスターのIPOのスケジュール

今回のIPOのスケジュールです。

応募期間
抽選日
購入期間
上場日

9/19(火)〜9/25(月)
9/26(火)
9/27(水)〜10/2(月)
10/4(水)

※証券会社によって日程が前後することがあります

金融用語の解説はこちら

応募期間:IPOに応募できる期間。

抽選日:当選結果が発表される日。

購入期間:当選した人が購入申込する期間。

キャスターのIPOの応募価格・初値

キャスターの応募価格

今回のIPOの応募価格です。

想定価格
仮条件
公開価格

650円
9/14(木)に決定
9/26(火)に決定

金融用語の解説はこちら

想定価格:上場が承認される前に設定される目安の株価。これを元に仮条件が決まる

仮条件:IPOに申込みできる株価の範囲のこと。この範囲内で公開価格が決まる。

申込む際は上限の金額であれば、抽選対象から外れることはありません。

公開価格:売り出される株価。これが実質的な応募価格になる。

公表された想定価格は「650円」なので、必要な応募資金は6.5万円(購入単位100株分)になります。

今後、正式な応募価格が決定します。発表され次第、随時更新します。

キャスターの初値

キャスターの初値は、上場後に記載します。

初値
初値売り利益


キャスターの基本情報

IPO企業のキャスターの基本情報です。

設立
市場

業種
コード
事業内容

2014年
グロース市場
サービス業
9331
リモートアシスタントをはじめとした人材事業運営

キャスターの事業内容

キャスターの事業内容は「リモートアシスタントをはじめとした人材事業運営」です。

IPOの資金用途

上場で集めた資金は、広告宣伝費及び販売促進費として使う予定です。

キャスターの業績

キャスターの業績です。

2023年 第3四半期直近

売上高
経常利益
当期純利益

31億976万円
△1487万円
△2909万円

2022年 12月期

売上高
経常利益
当期純利益

33億3800万円
△1億6178万円
△1億4505万円

2021年 12月期

売上高
経常利益
当期純利益

22億3547万円
△3億5440万円
△3億3667万円

直近の2023年は、第3四半期(9ヶ月間)で、売上高が31億976万円、経常利益が△1487万円、当期純利益が△2909万円となっています。

ひよっこ

以上が(株)キャスターのIPO情報でした。

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