※上場中止になりました。
残念ながら上場中止になりました。
2023年の20社目となる、(株)トライアルホールディングスのIPOの情報です。
応募期間は、3/27(月)〜3/31(金)です。
IPO企業の(株)トライアルホールディングスは、大型ディスカウントストア「TRIAL」の展開や流通事業を展開しています。
事業内容はIPO向きではありませんが、業績も順調に伸ばしているのおり、知名度がある企業なので楽しみです。
(株)ispaceと上場日が被ってしまったのが残念です。資金が分散されて、初値にも影響しそうです。
個人的な注目度は★☆☆ですかね。
ここまで読んでIPOが気になった方はこちらをご覧下さい。
IPO企業の(株)トライアルホールディングスについて
2023年の20社目のIPOとなったのは、(株)トライアルホールディングスという企業です。
(株)トライアルホールディングスは、ディスカウントストアのTRIAL(トライアル)の全国展開と流通事業・小売事業者向けのソリューション事業も行っています。
TRIALを含む店舗数は、2022年12月時点で全国で274店舗にもなります。
またグループ企業としての強みを活かし、販売促進の効率化をはかるためのスマートショッピングカート(セルフレジ機能付き)やAIカメラによる惣菜の在庫ロス削減などのプロダクトを開発しています。
スマートショッピングカート
トライアルのショッピングカート(一部店舗)には、タブレットとバーコードリーダーが搭載されており、買い物しながら商品をスキャンして、カゴに入れ、決済ゲートを通過して支払い完了するシステムが導入されています。
多くのお店で無人レジが導入されていますが、レジ一体型のショッピングカートは面白いですね。
(株)トライアルホールディングスの基本情報
(株)トライアルホールディングスの基本情報がこちらです。
企業名 | 株式会社 トライアルホールディングス |
設立 | 2015年 |
市場 | グロース市場 |
業種 | 小売業 |
事業内容 | 小売、物流、金融・決済、リテールテックなど、各事業を中心とした 企業グループの企画・管理・運営(純粋持株会社) |
小売業でありながら、自社グループでDX化を推進しています。
(株)トライアルホールディングスの業績
(株)トライアルホールディングスの業績がこちらです。
売上高 | 5976億53百万円 (前年比378.7%) |
経常利益 | 126億87百万円 (前年比420.0%) |
当期純利益 | 71億035百万円 (前年比387.5%) |
2022年決算
直近の2022年決算では、売上高が5976億53百万円、経常利益が126億87百万円、当期純利益が71億035百万円となっています。
22期連続で増収となっています。
順調に業績を伸ばしていますね。
応募期間はいつ?
(株)トライアルホールディングスのIPOの応募期間は、3/27(月)〜3/31(金)です。全体のスケジュールはこのようになっています。
❶ IPOに応募する
応募期間 | 3/27(月)〜 3/31(金) |
▼
❷ 当選結果を確認する
抽選日 | 4/3(月) |
▼
❸ IPOを購入する(当選した方)
購入期間 | 4/4(火)〜 4/7(金) |
▼
❹ IPOを初値で売却する(当選した方)
上場日 | 4/12(水) |
証券会社によって1〜2日前後することがあるので、ご自身でも確認して頂いて、できるだけ早めに応募するようにしましょう。
各証券会社ごとの応募手順が知りたい方はこちらをご覧下さい。
応募できる証券会社は?
(株)トライアルホールディングスのIPOに応募できる証券会社はこちらの6社です。
応募する優先順位はこのようにしました。
証券会社 | 優先順位 |
大和証券 主幹事 | ★★★ |
みずほ証券 入金不要 | ★★☆ |
野村證券 入金不要 | ★★☆ |
SBI証券 | ★☆☆ |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 主幹事 | – |
FFG証券 | – |
まず最優的に応募したいのは主幹事の大和証券です。売り出されるIPO株は、主幹事なった証券会社に圧倒的に多く(全体の8割〜9割ほど)割り当てられます。当選を目指すなら、主幹事から応募は欠かせません。
その次に応募したいのは入金不要で応募できるみずほ証券・野村證券です。口座に入金なし(0円)で応募できて、当選したら入金して購入すればOKな証券会社です。口座開設さえすれば、すぐIPO抽選に応募できるので利用して損はないと思います。
また、落選してもポイント貯まる独自の制度があるSBI証券も応募しておきたいです。
その他の証券会社、口座を持っていないため応募を見送ります。
実際に僕が使ってる証券会社はこちらです。
主幹事・入金不要・平等抽選などIPOに強い証券会社の選び方と、オススメの証券会社はこちらの記事で詳細に解説しています。
応募資金はいくら必要?
必要な応募資金は、20万円です。
公表された仮条件は「1,800円〜2,000円」なので、上限額の20万円(最低購入株数100株分)を応募資金として、用意する必要があります。
マネックス証券・SBI証券は、証券口座に応募資金を入金して、応募する必要があります。
松井証券・野村證券・みずほ証券は、応募段階での入金は不要です。当選したら、入金して購入申込みすればOKです。
(株)トライアルホールディングスのIPOは期待できる?初値予想は?
IPOの初値は、様々な要因によって決まるため、予想することがとても難しいです。
そこで僕は、モーニングスター社が発行する株式新聞を参考にしています。
株式新聞では初値評価を3段階(強気・やや強気・中立)で評価しています。
(株)トライアルホールディングスの初値評価は「中立」です。
今回の(株)トライアルホールディングスのIPOは、場合によっては公募割れ(初値で売ってマイナス)になる可能性も否定できません。
僕は基本的に当選を目指して、応募できる証券会社から申し込んでいきます。
ただし公募割れ(初値が下回る)する可能性があるIPOでは「IPO当選後に購入辞退できる証券会社」のみから応募するのも作戦のひとつだと思います。
(株)トライアルホールディングスのIPOの初値予想
上場前には初値予想がズバリで掲載されます。
初値予想が掲載され次第、こちらで紹介します。