IPO企業情報

西部技研(6223)の初値予想とIPO情報まとめ

1分でわかる記事のまとめ

  • (株)西部技研は「工場向けの空調機器など」を製造する企業
  • 応募期間は9/19(火)〜9/22(金)
  • 応募価格は3,250円(想定価格)
  • 管理人による初値の予想レンジは0.9倍〜1.3倍
  • 当選本数は60,613本と多め
  • 取扱い証券はSMBC日興証券(主幹事)、野村證券、みずほ証券など
  • 上場日は10/3(火)

2023年75社目(延期した7社を含む)となる株式会社西部技研(セイブギケン)のIPO情報です。

西部技研は、主に工場向けに空調機器(デシカント除湿機やVOC濃縮装置など)の製造、販売、据付・保守等のサービスを展開する企業です。

事業内容から見てもIPO向きではなく、上場規模が大きく需要面での不安が残るため、初値の上昇が苦戦するかもしれません。

著者|ひよっこ
  • 1年6ヶ月で当選18回して利益135万円
  • X(旧Twitter)のフォロワーは6,500人以上→
  • FP3級・簿記2級保有

西部技研の初値予想

西部技研の初値予想(管理人)

IPO投資ブログを運営する管理人

評価
予想レンジ


0.9倍〜1.3倍

A 2倍以上、B 1.3倍〜2倍、C 0.9倍〜1.3倍を基準にしています

  • 業績が安定
  • IPOで人気化しにくい製造業
  • オファリングレシオがやや高い
  • 吸収金額が大きい
  • 上場市場がスタンダード市場
  • 同日にほか1社も上場予定
金融用語の解説はこちら

オファリングレシオ:発行済み株式数のうち、どれだけ市場に放出するかを示す指標。数値が低いほど人気化しやすい傾向がある。

吸収金額:IPOによって株式市場から調達する資金の総額。数値が小さいほど人気化しやすい傾向がある。

西部技研の初値の予想レンジは0.9倍〜1.3倍と判断しました。

事業内容はIPOでは不人気の製造業です。

業績は、右肩上がりで好調(直近ではやや鈍化)です。

しかしオファリングレシオが29.6%とやや高く、吸収金額も196億円と大きめ。上場市場がスタンダード市場ということもあり苦戦が予想されそうです。

さらに同日にはニッポンインシュアも上場予定です。

皆さまの初値予想は読者アンケートで募集しています。

西部技研の初値予想(大手メディア)

①大手予想会社

初値予想

西部技研の大手予想会社による初値予想は、仮条件決定後の9/15(金)以降に追記します。

②証券専門誌

初値予想

もう1社の証券専門誌による初値予想は、仮条件決定後の9/15(金)以降に追記します。

西部技研の初値予想(読者アンケート)

読者アンケートによる初値予想です。

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ひよっこ

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西部技研のIPOの当選本数

今回のIPOの当選本数です。

公募株式
売出株式 (OA含む)

当選株数
当選本数

1,930,000株
4,131,300株
6,061,300株
60,613

多い 25,000本以上、普通 5,000本〜25,000本、少ない 5,000本以下を基準にしています。

金融用語の解説はこちら

公募株式:新たに発行される株式のこと。

売出株式:既存の株主が売却する株式のこと。

OA:オーバーアロットメント。本来の公募・売出のほかに追加的に売出しを行うこと。

当選株数:公募株式と売出株式 (OA含む)の合計。

当選本数:購入単位100株に換算した実際の当選数。

当選株数は6,061,300株で、購入単位は100株なので当選本数は60,613と多いです。

ひよっこ

当選本数は多く、当選を狙いやすい銘柄です!

西部技研のIPOに応募できる証券会社

今回のIPOに応募できる証券会社です。

主幹事

幹事

SMBC日興証券

野村證券
みずほ証券
FFG証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券

金融用語の解説はこちら

主幹事:上場に関してIPO企業を支援する業務を中心になって行う証券会社のこと。そのためIPO株が多く割り当てられる。

幹事:上場に関してIPO企業を支援する業務を行う証券会社のこと。そのためIPO株が割り当てられる。

西部技研のIPOのスケジュール

今回のIPOのスケジュールです。

応募期間
抽選日
購入期間
上場日

9/19(火)〜9/22(金)
9/25(月)
9/26(火)〜9/29(金)
10/3(火)

※証券会社によって日程が前後することがあります

金融用語の解説はこちら

応募期間:IPOに応募できる期間。

抽選日:当選結果が発表される日。

購入期間:当選した人が購入申込する期間。

西部技研のIPOの応募価格・初値

西部技研の応募価格

今回のIPOの応募価格です。

想定価格
仮条件
公開価格

3,250円
9/15(金)に決定
9/25(月)に決定

金融用語の解説はこちら

想定価格:上場が承認される前に設定される目安の株価。これを元に仮条件が決まる

仮条件:IPOに申込みできる株価の範囲のこと。この範囲内で公開価格が決まる。

申込む際は上限の金額であれば、抽選対象から外れることはありません。

公開価格:売り出される株価。これが実質的な応募価格になる。

公表された想定価格は「3,250円」なので、必要な応募資金は32.5万円(購入単位100株分)になります。

今後、正式な応募価格が決定します。発表され次第、随時更新します。

西部技研の初値

西部技研の初値は、上場後に記載します。

初値
初値売り利益


西部技研の基本情報

IPO企業の西部技研の基本情報です。

設立
市場

業種
コード
事業内容

1965年
スタンダード市場
機械
6233
デシカント除湿機やVOC濃縮装置等の製造、販売、据付・保守等のサービス

西部技研の事業内容

西部技研の事業内容は「デシカント除湿機やVOC濃縮装置等の製造、販売、据付・保守等のサービス」です。

IPOの資金用途

上場で集めた資金は、①新工場の関連費、②設備投資、子会社への投融資として使う予定です。

西部技研の業績

西部技研の業績です。

・2023年 第2四半期直近

売上高
経常利益
当期純利益

126億10百万円
22億87百万円
18億18百万円

・2022年 12月期

売上高
経常利益
当期純利益

248億90百万円
47億83百万円
39億8万円

・2021年 12月期

売上高
経常利益
当期純利益

174億3百万円
20億63百万円
16億95万円

直近では2023年の第2四半期(6ヶ月間)で、売上高が126億10百万円、経常利益が22億87百万円、当期純利益が18億18百万円となっています。

ひよっこ

以上が(株)西部技研のIPO情報でした。

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